保険診療でも医院によって違いがあります

皆さんが普段治療を受ける時に使用する材料ですが、保険診療で使用できる材料の要件は一律国で決められています。

実は通っている歯医者さんによって使う材料が全く違う事ご存知でしたか? 保険適応といっても材料の納入価格にはばらつきがあり、平たく言えばピンキリです。 歯医者さんの方針によってこのあたりは使う材料に差が出てくるところです。今月は、保険診療でどんな材料を 使用しているの?って素朴な疑問に対して皆さんに芝浦桂歯科診療所での取り組みをシェアしたいと思いますね。

芝浦桂歯科診療所では、保険診療でも自費診療でも基本的な治療のスタンスに変わりはありません。 ただ、保険診療では治療に使用できる材料や技法に限りがあるのですが、その中でも可能な限り高品質な材料 を厳選して使用しています。

芝浦桂歯科診療所で普段の保険診療の中で普段使用している材料の一例をご紹介します。

 

◎虫歯治療等で使用する

米国3M社製のコンポジットレジンを主に使用しています。 こちらは、芝浦桂歯科診療所開業当初から同じシリーズを採用しています。何が素晴らしいかといえば、ペーストに適度な コシがあり歯の形が成形しやすいのが特徴です。また、色調の再現性が高く審美的にも最高です。もちろん、 性能もピカイチです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎型取りの材料

象材 被せ物の型取りをするのに意外と知られていないのですが、実は寒天が使われているんです。 治療室ではその寒天を60°Cの温度で保温しており、型取りの石膏由来の材料と共に使用します。 芝浦桂歯科診療所では、デントロニクス社製のデントロイドプロを中心に、症例に応じて使い分けをしています。フロー のよい材料は細部にまで流れ込み精密な型取りができます。

page1image16158576

 

 

◎被せ物(差し歯)を接着するセメント

型取りをした被せ物は、調整した後お口の中に収める時にセメントを用いて接着します。このセメン トの性能も術後の予後が大きく左右する為とても大切です。芝浦桂歯科診療所では、クラレノリタケデンタル社のレジンセメントを使用しています。あ、聞いたことあるっていう方もいらっしゃると思いますが、そう、あの有名なクラレです。ノリタケは陶器で有名ですよね。その2社が歯科部門で1つになりクラレノリタケになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここにご紹介した3つの製品は芝浦桂歯科診療所で使用する材料のほんの一部です。

芝浦桂歯科診療所では保険診療自費診療問わず高品質な材料を用いて 診療に使用しています。保険診療は日本全国どのクリニックで受けても診療代金は同じです。その中で高品質な 製品はどうしても納入価も高くなる傾向があり、どのクリニックでもいかにコストを下げるか考えると思います。

しかし、芝浦桂歯科診療所では、費用対効果のバランスを考えながら、高品質な保険診療を提供出来るよう物品の購入方法や時期などを工夫し取り組んでいます。これからも状況に応じて日々アップデートしてまいります。

当院の診療内容についてはこちらを参照してください。

 

田町駅からすぐの歯医者

芝浦桂歯科診療所

https://www.shibaurakatsura.jp